ハイフとは

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ハイフ(HIFU)とは

ハイフ(HIFU)は「High Intensity Focused Ultrasound」の略で、日本語では高密度焦点式超音波と呼ばれます。高密度の超音波を肌の深い層に照射することで、表面の皮膚を傷つけることなく、強い熱エネルギーを届けることができます。

この熱エネルギーにより、ダメージを受けた組織は創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、リフトアップや肌の引き締め、ハリやツヤの改善といった効果が得られます。

また、ダウンタイムがほとんどなく、安全性が高い点も大きな特徴です。施術後の肌の状態にもよりますが、基本的には施術直後からメイクが可能です。

ハイフ(HIFU)の施術で期待できる4つの効果

リフトアップ効果

ハイフのリフトアップ効果により、ほうれい線やフェイスラインのたるみが改善されることが期待できます。ここで重要なのが「SMAS筋膜」という組織です。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層から成り立っており、皮下組織と表情筋の間に位置するのが、コラーゲンで構成されたSMAS筋膜です。加齢に伴い、このSMAS筋膜が緩むと、肌を支えきれなくなり、顔のたるみが生じます。

以前は、このSMAS筋膜にアプローチするためにはフェイスリフトなどの外科手術が必要でしたが、ハイフの登場により、メスを使わずにピンポイントで熱エネルギーを加えることが可能になりました。これにより、高いリフトアップ効果を得ることができるようになりました。

肌への負担が少なく、ダウンタイムも短いため、手軽にたるみの根本を改善し、スッキリとしたフェイスラインを手に入れることができます。

肌質の改善効果

ハイフの熱エネルギーが加わることで、コラーゲン繊維が収縮し、お肌の引き締め効果が得られます。また、熱エネルギーを受けた組織はダメージを修復しようとし、創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチンなどの美肌成分の生成が促進されます。この作用は数ヶ月間続くため、皮膚の弾力が向上し、たるみ毛穴やハリ・ツヤの改善が期待でき、キメの整ったお肌に導かれるでしょう。

しわの改善効果

ハイフの熱エネルギーにより、真皮層でのコラーゲンやエラスチンの生成が促進されることで、肌にハリや弾力が生まれ、小じわの改善にも効果があります。例えば、目元のしわ改善にはボトックス注射が一般的ですが、注射に抵抗がある方や内出血のリスクを避けたい方には、ハイフが特におすすめです。

 ダイエット効果

ハイフには部分やせの効果もあり、気になる部位に照射することで、熱エネルギーが脂肪細胞を破壊します。破壊された脂肪細胞は老廃物として体外に排出されます。即効性はないものの、1〜2カ月かけて徐々に施術した箇所のボリュームダウンを実感できるでしょう。

ただし、一度の施術で照射できる範囲には限りがあるため、理想の部分痩せを得るには3〜5回の施術が必要です。特に、腰周りや二の腕、太もも、ヒップラインなど、食事制限や運動ではなかなか痩せにくいパーツの引き締めにおすすめです。

ハイフ(HIFU)の効果はいつから実感できる?

顔周りにハイフを照射した場合、リフトアップやしわ改善、ハリ・ツヤアップの効果は施術直後から感じられることが多いですが、効果のピークは約1ヶ月後とされています。

お腹周りや二の腕、太ももなどのパーツへの施術でも、効果を実感できるまでの期間は同様で、施術後約1〜2カ月を見込んでおくと良いでしょう。

ハイフ(HIFU)の効果の持続期間

ハイフの効果は一般的に約半年間持続するとされていますが、これはあくまで目安です。施術を受ける方の状態や施術内容によって、効果の出方は変わるため、4カ月ほどで再び気になる人もいれば、1年以上効果を実感できる人もいます。

一方、ダイエット効果については異なり、破壊された脂肪細胞は元に戻らないため、リバウンドしにくく、基本的に施術の効果は持続すると考えられています。

ハイフ(HIFU)の施術のメリット

傷跡が残らない
ハイフはメスや針を使わずにSMAS筋膜に直接アプローチできるため、肌表面に小さな傷跡すら残りません。

肌が受けるダメージが少ない
出力やショット数を調整できるため、肌への負担や痛みを軽減できます。赤みや腫れなどの副作用も少なく、周囲の人に施術を受けたことが気づかれにくい点も嬉しいポイントです。

施術時間が短い
ダウンタイムがほとんどないだけでなく、施術自体も30〜45分程度で終わることが多いです。忙しい方でも手軽に受けられる施術としておすすめです。

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